
患者様の負担にならない治療を提供します
人生会議で患者様の意向に寄り添った診療を行います
患者様一人ひとりの生活に支障を来さない範囲で、できるだけ長く安楽に過ごせるよう、患者様の意向に寄り添った診療を行っております。
突然の体調の変化に備えて患者様が将来をどのように生活するか、どのような医療や介護を受けて最期を迎えるか計画するために、繰り返し話し合う「アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)」で、これからの生活や医療・ケアの方針を具体化していきます。
ご家族や近しい人はもちろん、医療やケアを行う担当者に、ご自身の人生観や価値観をはじめ、希望に沿った医療やケアを具体化し表することを目指しております。
「できるだけ延命治療してほしい」「意識もなく寝たきりになったら人工呼吸器はつけないでほしい」など、ご自身がどのような最期を迎えたいのか、いざという時のために事前に話し合うことは大切なことです。
患者様の生活の質を良くすることで、より良い療養生活作りをサポートいたします。
医療行為が負担にならないよう本当に必要な薬だけを処方
望まない治療・無益な治療は行っておりません
患者様とのコミュニケーションを重ねることで、医学的に有益でも「望まない治療」は行わない・患者様が希望しても「無益な治療」は行わないなど、一人ひとりの生活に支障を来さず、できるだけ長く安楽に過ごせるよう工夫した治療を行っております。
特に「医学的に正しい」からと病院で処方された沢山のお薬を飲んだり、管理したりすることに苦労されている方がいらっしゃいます。
多種類の医薬品を処方することを「ポリファーマシー」と呼びますが、高齢になると様々な疾病を抱えることで処方薬の種類が増えてしまいます。
どうしても必要な薬もありますが、薬を長期的に飲み続けることで副作用を起こすケースもございます。
診療では患者様と相談しながら、できる範囲での減薬・処方の適正化を行い、医療行為が患者様と介護者の方の負担にならないよう、本当に必要な分だけの薬を処方しております。