在宅医療への想い
患者様やご家族に負担のかからない治療でサポート
患者様と共に良い療養生活・環境作りをいたします
安心して療養生活が送れるよう在宅治療でサポートいたします
ご自宅での療養生活では「ポリファーマシー」と呼ばれる多種類の医薬品の処方が負担になっている方や、病気は良くなり退院したものの長期の入院で体力が落ち私生活に支障を来している方、介護に苦労されている介護者の方など、病院の中に居ては見えなかった様々な問題がございます。
医学的に「正しい」ことでも患者様が「望まない治療」は行わない、また患者様の望むことでも「無益な治療」は行わないようコミュニケーションを重ねることで、どのように治療していくか計画していきます。
ちょっとした体調の変化も見逃さない 24時間365日体制で診療いたします
発熱・頭痛・腹痛・胸痛・関節痛・尿が出ない・便秘・下痢・足のむくみや腫れなどの症状はもちろん、手足が動かしづらい・呂律が回らなくなった・急に食べ物のむせがひどいなどの変化がございましたらご相談ください。医師・看護師が24時間365日体制で電話相談を行っております。
また、これまでしっかりしていたのに意識が朦朧としてきた・受け答えがはっきりしないなど、明らかに緊急を要する場合には、臨時往診や入院先の手配にも対応しておりますので安心してご利用ください。
ケアマネージャーや訪問看護ステーションと密に連携しながら、一緒に良い療養生活・環境作りを行ってまいります。
安心のサポート体制
訪問看護ステーション、居宅療養支援事業所との連携により
コミュニケーションを取りながら一人ひとりに合ったサポートを
在宅療養を行う上で、医師や地域包括支援センター、ケアマネージャー、訪問看護ステーションが連携をしながら、月2回の定期的な診療で一人ひとりの生活に合った治療・看護・健康管理でサポートします。
ケアラー(介護者)の方のケアでより良い療養生活作りを
これまで患者様はもちろん、介護をされているケアラー(介護者)の方が無理なく介護を続けるためのケアを行ってまいりました。介護離職の激増など、介護による困難に直面しているご家庭が多いのが実態です。ケアの悩みに気付いてもらえる機会を得るために電話や訪問での相談、休養・休息が取れる機会などケアラーに対する支援を行うことは、患者様のケアにとっても必要なことです。
デイケア・ショートステイなどの介護制度を活用するのはもちろん、ケアマネージャーや訪問介護ステーションともしっかり連携することでケアラーの方の負担を軽減してまいります。また医療の立場からできることとして、患者様の主病をコントロールし病状を安定させることはもちろん、患者様の不眠・夜間の頻尿などケアラーの方の不眠に繋がるような日常のマイナートラブルのケア、本人・ご家族の負担になってしまっている医療行為の適正化をいたします。
院長挨拶
院長 石田 浩一
【所属学会】
日本内科学会/日本緩和医療学会/日本嚥下医学会 認定内科医/緩和ケア研修修了/臨床呼吸機能講習会修了
患者様の負担にならない治療を提供します
当院は、一人では通院が困難な方をご自宅でサポートする在宅療養支援診療所として開設いたしました。
呼吸器内科医として数カ所の病院に勤務し訪問診療を行う中で処方された多くの薬が負担になっている方、退院しても体力が落ち普段の生活が困難になる方、さらには介護するご家族の苦労など、病院の中に居ては見えなかった様々な問題が見えてきました。
こうした経験から医師として「医学的な正しさ」だけを追求するのではなく、患者様とのコミュニケーションを重ねながら一人ひとりの生活に合った方法で計画的に治療することが大切だと考えております。
とくまる在宅クリニックでは、いつもと何かが違う、体調が急に悪化したなどの場合にも、いつでもご相談できるよう安心の24時間365日対応でサポートし、患者様、ご家族様の力になれるよう努めてまいります。
在宅医療の実績
延べ患者数 | 343名 |
胸腔穿刺 | 16回 |
腹腔穿刺 | 8回 |
在宅酸素療法 | 42名 |
人工呼吸器患者 | 6名 |
PCA(自己調節鎮痛法) | 8名 |
糖尿病、高血圧、COPD、気管支喘息、肺高血圧症、間質性肺炎、肺結核後遺症、非定型抗酸菌症、心不全、脳梗塞後遺症、認知症とそれに伴う周辺症状、パーキンソン病、パーキンソン関連疾患(多系統萎縮症 進行性核上性麻痺)、ALS(人工呼吸管理の方、もしくは人工呼吸器導入せず呼吸苦に対する緩和ケア)、癌終末期、褥瘡、糖尿病性足壊疽、水疱性類天疱瘡、乾癬、疥癬
対象疾患に制限はありません。まずはご相談ください。