ケアラーの介護負担の評価尺度 J-ZBI_8

query_builder 2021/06/23
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訪問診療を行う患者さんは、ほぼ皆さん介護を必要としている状況にあります。

私は診療を行う上で、患者さん本人だけではなくケアを行っている方の介護負担についても考えるように努めています。

実際に患者さんが日々の生活を送っていくためにはケアラーの存在が不可欠だからです。


認知症の治療メソッドとして有名なコウノメソッドを開発した河野和彦先生は、

「患者さんと介護者のどちらかを選ばなければならないときは躊躇なく介護者を選ぶこと」

とされています。

もし、介護者が倒れたら患者さんもどうしようもなくなるためです。


介護者の負担を評価する尺度として

日本語版Zarit介護負担尺度(短縮版)があります。

1 患者さんの行動に対し、困ってしまうことはありますか

2 患者さんのそばにいると腹が立つことがありますか

3 介護があるので家族や友人と付き合いづらくなっていると思いますか

4 患者さんのそばにいると気が休まらないと思いますか

5 介護があるので自分の社会参加の機会が減ったと思うことがありますか

6 患者さんが家にいるので、友達を自宅に呼びたくても呼べないと思ったことがありますか

7 介護を誰かに任せてしまいたいと思うことがありますか

8 患者さんに対して、どうしていいかわからないと思うことがありますか


24時間、気が休まる間もなく介護をしていくのは本当に大変だと思います。


医療の面から介護負担を減らしていくにはどうすればいいか?

例えば認知症の方であれば周辺症状(物忘れ自体では無く、イライラや物とられ妄想など)をしっかりコントロールしていくことなのかなと考えています。

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